こんにちは!今回は、3歳から18歳までの子どもとゲームの影響についてお伝えします!
子どもはゲームをしないほうが良いのか
ゲームによる影響
ゲームを制限する方法
子どもにおすすめのゲーム
まとめ ゲームとの付き合い方
子どもはゲームをしないほうが良いのか
現代では、ゲームは人の生活にかなり深く入り込んでいると思います!TVゲームはもちろん、スマホゲームなども含め、今まで一度もゲームをしたことがないという人のほうが少ないのではないでしょうか?
むかしからゲームと子どもへの影響については議論されてきましたが、科学的な根拠がなかったり、ゲーム自体が新しいものなので、おとなになったときの実例がなかったりとはっきりしないことも多かったです!
しかし、最近はかなりゲームについての研究も進んできて、実例もしっかりと出てきています!
結論、ゲームをしたほうが良いかどうかは、小学校低学年程度まではできるだけやらないほうがよく、遊ぶ場合もゲームによって影響が違う、ということになります!
ゲームによる影響
まず、ゲームについての基本的な性格として「遊びたくなる。続けたくなる。」ように作られています!どんなゲームもたくさん遊んでもらうことを目的に作られていますから、放っておけばドンドンと依存のような状態にはいってしまいます。
それ以外にも、視力や、姿勢などで影響が出てくるでしょう!まず、一旦影響をまとめてみますね!
それぞれの悪い部分についてカンタンに解説しておこうと思います!
視力の低下や目の疲れやすさ
視力の低下は直接的には起こりません!最近の研究で、視力の低下自体は、近くのものを見るかどうかということではなく、「外で太陽の光を浴びる時間」が関係しているとわかってきています!
したがって、ゲームの長時間プレイ自体が視力と関係しているわけではありません!しかし、ゲームは大抵の場合家の中でするので、そうすると外で遊ばず視力が低下するということは十分にありえます!
そして、なによりお伝えしたいのが「目が疲れやすくなる」という事実です!私もゲームをかなりやっていた学生時代には、目の焦点を合わせられなくなり、画面がよく見えないという状態になっていました。
おとなになった現在でも、PCの画面を見ていると時々焦点が合わせづらくなり、一度休まないとPCの画面をみることができないというときがあります。
これは、スマホなどのデジタル画面を見る行為全般に言えるでしょう!
肩こりや姿勢
ゲームはTVでも手元で遊ぶものでも、かなり姿勢がわるくなります!ストレートネックとかスマホ首、猫背といった症状が出てきます!しかも子どものころからなので、おとなになってからの矯正が難しいです!
私は学生時代かなりゲームをしてきましたが、信じられないくらい肩が凝って、周囲の人にびっくりされたことが何度もあります!
また猫背もひどく、いまでも姿勢がいいとは言えません…。
社会性や性格
ゲームはもちろん性格にも影響があると思います。それはゲームによって凶暴になるとか、人を倒すゲームばかりだと悪い人間になる、ということよりも、家に引きこもるようになります。
ゲームは一人遊びなので、家でずっと積み木をしていたり、読書をしていたりするのと同じ状況です!人と関わるための力が育つ機会が少なくなることは間違いないでしょう!
やはりゲームをする時間は制限して、ゲームだけにならないようにする必要があります!
思考力の上昇
これは大きな利点です。ゲームとはある意味で勉強と同じ側面もあります。それは、「課題、問題を解くためにどうしたら良いのか考え試行錯誤すること」「パターンを読んでゲームの裏をかくこと」といった点です。
どんなゲームにも課題や難しいポイントがあり、それをクリアする方法を考えます!いわゆるPDCAを回す練習になるので、考えて試すということが得意になります!
また、パターンを読む力も育ちます!例えば、「ここで船のアイテムを手に入れたってことは、どこか水辺に次の目的地があるんだな」ということがわかりますよね。
数学でも、「辺Aの長さが書いてあるってことは、これを使わないならかく必要ないから使って問題を解くんだな」と予測する力が必要です!また、人間関係でも、相手の発言の裏の意図を読む力が必要です!「出題者の意図を読む」という力も養われます!
集中力の上昇
集中力は上がります!特にスマホと比べると、スマホではインスタやYoutubeで短いコンテンツを次々と見ていくという形式が多く、1つのものに集中する機会がありません。
それに比べてゲームはいわば読書のように一つの対象に1時間も2時間も集中するので、集中力は鍛えられます
実際、仕事をする中でも1つ1つのタスクの優先順位を決めて、1つずつ集中して片付けていくという能力が必要です。
ゲームを制限する方法
ゲームの制限は必要です!自由に子どもにゲームをさせることはゲーム依存につながりますし、ゲーム以外の能力が育ちません!
ときには外で遊んだり、家でも読書をすることが必要です!
私のおすすめとしては土曜日に2時間、日曜日に2時間という方式です!
やはり平日は幼稚園や学校があり、土日に楽しいことが待っているというのは親や社会人と同じ構図になるため、「土日のためにがんばる」とか、「金曜日のうちに週末の宿題を終わらせる」という発想になり、よい習慣が形成できる可能性があります!
小学校高学年以降や中学校以降はゲームの時間を増やしたり、多少ルールを変更しても良いかもしれませんが、やはり一定のルールのなかで遊ぶように決めるべきです!
子どもの自室にゲームを持ち込んだり、自由に遊べるようにしては際限がなくなってしまいます!自分をコントロールする力を育てる意味でも、ルールは必要です!
遊んでわかった、子どもにおすすめのゲーム
ここまでのゲームの利点を踏まえて、おすすめできるゲームについて特徴と具体的なタイトルをお伝えします!
まず、ゲームの最大の利点は思考力を育てるという部分にあります!したがって、考えたり戦略が必要になるゲームが良いでしょう!逆に、運の要素が強かったり、奥行きのないようなカンタンなゲームはあまりおすすめできません!
そして、オンラインゲームはあまり適さないでしょう!オンラインゲームでは他人との勝負するものが多いです!ですが、ゲームは遊びであり、ゲームの中で他人を打ち負かすことに執着するのは(プロゲーマー以外)役に立ちませんし、むしろマイナスな要因が大きいでしょう!
最後に、スマホゲームはおすすめできません!スマホゲームは手軽ですが、その分制作サイドも「多くの人に気軽に遊んでもらうこと」「収益を上げること」を目的にしているものが多く、本当に良いゲームというものにはなかなか出会えません!また画面サイズが非常に小さいことや操作性の悪さも中途半端なゲーム体験となってしまう要因です。
これらを踏まえておすすめできるゲームをお伝えします!
アクション系
星のカービィやマリオなど、一人で黙々とクリアを目指していくゲームはおすすめできます!ステージをクリアするには「ここで失敗しやすいので気をつける」、「このアイテムを温存する」といった戦略性が必要になります。また、ゲームをやめるタイミングもみつけやすいことや、親も一緒に遊べることからも小学校段階などでおすすめできます。中学校以降もゼルダの伝説など、難易度が少し上がったようなタイトルもあり、全年齢でおすすめできます。
RPG系
ドラゴンクエストなどをはじめ、ストーリーがあるタイプのゲームです。試行錯誤するという点はアクション系と同じですが、試行錯誤の幅がより深まります。ゲームの中で、謎解き要素があったり、敵との戦いの中でも、相手の弱点や味方の得意な技との相性を考えたりと、頭を使わないと進めない場面が多くあります。
また、ストーリー自体が上質で、いわゆる勧善懲悪ものが多い中でもただただ敵が悪なだけではないこともあり、考えさせられる機会があります。
例えば、私が学生時代に遊んでいたテイルズオブシリーズでは人間と獣人の種族間の争いがテーマになっている中で「おいしいものをたべて、おいしいと感じる心に種族の違いはあるのでしょうか?」という名言があり、現実世界の人種や思想の違いを考えさせられるきっかけになったりしました。
謎解き系
これはもろに思考力をきたえるものですが、いわゆる脳トレゲームでもおもしろいものがあります!
例えばレイトン教授シリーズでは、毎回不思議で大きな謎を解き明かすために様々な場所を巡ってナゾを解きます。また、逆転裁判シリーズでは、証拠や証言を組み合わせて、弁護士として法定で戦うなど、頭を使わないといけない場面が学校の勉強以上にあったりもします。
※レイトン教授シリーズはもともとDSの作品ですが現在はスマホ移植版が手を出しやすいのでこちらに掲載します
また、謎解き自体の効果についてはこちら!↓
まとめ ゲームとの付き合い方
ゲームとの付き合い方は悩みどころも多いですが、うまく利用することができればいい影響もあります!
むしろむやみに禁止してしまえば、社会人になってからゲームに依存するような大人になってしまう場合もあります!私の友人にも厳しい両親のもとで育ち、社会人になって自由になったら1日中ゲームをしている人もいます!
適切な付き合い方をして、お金やお酒と同様に、ゲームにのみこまれないような力をつけましょう!
では!
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