こんにちは!今回は、教員とビジネスマンにはどういった違いがあるのかをお伝えしていこうと思います!!
なぜこの記事を書こうと思ったのか
教員とビジネスマンの違い
まとめ
なぜこの記事を書こうと思ったのか
私がこれまで出会ってきた大人たちやYoutubeの動画で、よく教員批判が聞かれます!
それは「教員は社会を知らない」とか、「教員はビジネスに通じていないのに、ビジネスの世界へ羽ばたく子どもたちを指導するなんて」といったような言葉たちです!
そういった言葉たちに反発を覚える一方で、私も民間企業で働くまではビジネスについて全く無知でしたので、言い返すこともできませんでした。
しかし、これまで「教員→民間→教員」とキャリアを築いてきた私だから言えることがあるかなと思い、発信します!
あくまで、私の一意見であることはご了承くださいね!!!
教員とビジネスマンの違い
確かに、教員とビジネスマンには違いがあります。
1.数字やお金に対する意識
ビジネスマンや民間企業というのは、営利企業です。つまり、お金を稼ぐことが最大の目的です!
逆に言えば、お金につながるのであれば正義、逆にお金にならないことは価値がない、というのがビジネスの世界です!
もちろん、お金になるかならないかの境界はあいまいなので、やってみて結果的にお金にならなかったということはあります。しかし、ビジネスマンの行動には「で、それっていくら儲かるの?」「その施策でいくら節約できるの?」という金勘定が常につきまといます!
一方で教員という仕事は、自分の働きがキャッシュにつながっているかどうかがわかりにくいです。子どもを人格者に育てること、偏差値を上げることで一体いくらの収入増が見込めるのかがはっきりしないのです。
それでも、確かに一般に私立の高校などは、合格実績を上げたり、英語に力を入れると言ったマーケティング戦略で生徒数を獲得し、収益増を目指すというビジネスモデルはわかりやすいかもしれません。効率を限界まで上げることで偏差値を伸ばし、収益確保につなげることはできます。
しかし、学校に求められているのはただ偏差値を上げることじゃありません!
生徒が人生を強く生きていけるような力をつけること、数字では測れない力を育てる必要があるのです!
したがって、この「仕事の成果と売上の連関の不明瞭さ」が大きな違いと言えるでしょう!
2.教員は専門職であること
教員とは専門職です!教員免許という資格を取得して働くので、誰でもできる仕事ではありません。
仕事の内容も民間企業とは異なり、授業をしながら子どもを育てることになります。
私は、ときどき教員というのは、大工さんに近いんじゃないかなと考えています。
大工さんも特殊なスキルを持って家を作ります。そして、その家のデキは、(使用する材料にも大きく影響は受けるものの)大工さんのスキルとこだわりによって左右される部分が大きいと言えるでしょう!
教員も同じです!教員はその特別なスキルとこだわりによって子どもと接しています!
昨今の情報化社会では確かに通信制大学も利用しやすくなり、教員免許取得のハードルは下がっていますし、教員不足も背景に、「がんばれば誰でもなれるし、新卒じゃなくてもなれる仕事」というイメージが強くあります!
確かになるだけならがんばれば誰でもなれるかもしれません。しかし、しっかりと続け、十分なスキルを付けた教員になることは簡単ではありません!やはり地道な努力とそれに耐えられるだけの適性が必要です!
子どもと接し、何かを教え続ける事ができる教員は、適性のない人にはかなり高ストレスな仕事なのです!
まとめ
いかがでしょうか?
いつも何かと馬鹿にされがちな教員という仕事ですが、教員は立派な仕事です。
私は教員という仕事に誇りを持って臨んでいるつもりですし、教員をやっていると明日たのしみだなと思える自分がいます!
結局は周囲にどう言われようと、自分の信じた道を進むことが一番大切です!
それでも悔しい!と思う先生方は、転職を考えてみたり、おすすめの本を読んでみるといいかもしれません!
では!
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