こんにちは!ここでは受け身と使役を勉強します!
受け身使役は動作を誰が行うのかに関わる文法です!しっかり理解しないと大きく読み間違えてしまう可能性があります!
受け身
使役
まとめ もっと詳しく学びたい人へ
受け身
受け身です!「人に〇〇される」という文型です!受け身は4種類に分かれます。
詳しく解説しますね!
まず、右の2つは、「為A所」によって受け身を表します。注意することは、下のカッコにもあるように、Aが省略される場合があるということです!
次に「見」から「所」までの4つは漢字を英語の助動詞のように使うことで受け身を表します。この場合は「誰に」されるのかが書いてありません!
そこで、次のグループです!このグループは、前置詞の置き字「於」を用いて「誰に」されるのかを表します。英語の”by”と同じ役割です。この場合は、前置詞のみで受け身を表す場合と、助動詞+前置詞で受け身を表す場合の二種類があります!前置詞のみの場合は、受け身を表す漢字がないですが、どこかに送り仮名で「ル」「ラル」がついていますので、それを探しましょう!
それから最後に、送り仮名「ル」「ラル」のみで受け身を表すものもあります!完全に文脈判断になるので、がんばって読みましょう!
使役
使役です。「人に〇〇をさせる」という文型です!使役も受け身と同じように、4種類に分かれます!
助動詞「使」「令」
本動詞(=普通の動詞)「命」「遣」
「送り仮名のみ」
仮定使役「使」
こちらも詳しく解説しますね!
まず、一番右、「使」「令」などを助動詞として使うパターンです!つまり、■のところに、動詞(食・学など)が入るわけです。他にも「教」「遣」も「シム」と読んで同じように使えます!
次に、「命」「遣」を本動詞(=普通の動詞)として使うパターンです!これの注意点は、「シム」が漢字無しで送り仮名としてのみ出てくるということです!
最後に、「送り仮名のみ」で表すパターンです。完全に文脈判断になるので、がんばって読みましょう!
また、「使」は仮定形でも用いられます!一番左とほとんど同じですが、「使めば(しめば)」と読む場合は、「もし」という仮定の意味が入ります。これは、古文・接続助詞の「ば」と同様の「ば」です!
いわゆる順接仮定条件で、「もし〇〇すれば、〇〇だ」という意味になります。詳しくは古典・助詞・接続助詞を見てください!
受け身・使役は以上です!
まとめ もっと詳しく学びたい人へ
受け身・使役の基本が理解できましたかね?
漢文の受け身・使役を正確に理解することで、偉い人からの指示など、文章の意味が捉えやすくなります!
今回の記事で紹介したように、受け身・使役の各パターンを覚えることで、漢文の理解が深まります!!
また、多くの高校生が感じているように、独学での漢文の学習は難しいです!が、プロのサポートを受けることでその難しさを克服することができます!
実際、多くの生徒がプロの指導を受けて、漢文が確実に理解できるようになり、成績も大幅に向上しました!
『わかりやすい説明と実践的な練習問題のおかげで、自信を持って漢文に取り組めるようになった!』と言っています!
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また漢文古文について他にも記事があります!
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