【現代文】漢字の勉強の仕方!連想ゲームで漢字力を鍛えよう!【高校国語解説】
- 2022.03.31
- 現代文

こんにちは!ここでは、漢字の勉強の仕方を勉強しましょう!
漢字の種類
熟語の種類
漢字の種類

漢字の種類は4つです。
絵からできた象形文字
記号とか数字とか形のないものを表す指示文字
2つの漢字の意味を合体させて生まれた会意文字
2つの漢字の音と意味を合体させて生まれた形声文字
そして、形声文字が漢字の中で一番多いです。つまり、問題にもよく出てきます。
まず、漢字にはこれらの種類があるということを理解しましょう!
コラム:表音文字と表意文字
漢字は表意文字と言われる文字です。簡単に言うと、「音」ではなく、「意味」を表す文字です。
反対に、ひらがなや英語などは、表音文字と言って、「音」をあらわします。
例えば、「板」は「いた」と読んでも「ばん」と読んでも、表すもののイメージは同じですね。
しかし、「あ」は、「A」という音を表すだけで、意味はないですよね?その分組み合わせが重要です。
これが「表音文字と表意文字の違い」です。
熟語の種類
熟語には、全部で10の種類があります。

意味が似た漢字は、そのままですね。どちらかの意味がわかれば、熟語全体の意味がわかります。
反対の意味の漢字も、そのままです。わからないときは両方の漢字の意味から内容を推測しましょう!
上下が修飾・被修飾関係の漢字は、ちょっと難しいですね。例えば、「新年」なら、「新」しい「年」ということで、前の漢字が後ろの漢字を詳しく説明しています!

下の字が上の字の目的語補語になる漢字もややこしいです。「読書」なら、「書」を「読」むというように、最初の漢字が動作・後ろの漢字が動作の対象・相手を表しています。
上下で主語述語の漢字はそこまで難しくないです。例えば「雷鳴」なら、「雷」が「鳴」るというように、最初の漢字が後ろの漢字の動作をします。
上の字が下の字を打ち消すのは簡単ですね。「安心がない」から「不安」なのです。

この4つは少し特殊です。
同じ漢字を続けた熟語は、量の多さなど強調される意味が多いです。
接尾語がついた二字熟語は、後ろの漢字が同じ意味で用いられます。例えば「美化」も「難化」も「化」は「変化する」という意味で使われていますね。
故事成語の二字熟語は、故事成語からできています。故事成語とは、中国の昔話のことです。そのお話からできた言葉のことです。一番有名なのは、絶対に貫ける矛と絶対に貫けない盾を売っていた商人の話からできた「矛盾」でしょうか。
最後は略語です。これはそのままですね。
いかがでしたか?
漢字学習におすすめのテキストはこちら!学校でもらっているものでもいいですが、こちらのほうがまとまって、必要な漢字を覚える事ができます!詳しくは商品ページを御覧ください!
また、現代文についてもいくつかテキストを紹介します!
筆者が何を言いたいかわからない!まとめ方がわからない!という人は、参考書を見るといいと思います。これは文章の論理展開を教えてくれる本で、文の構成がわかるようになります。
また、こちらも基礎的な読み方を補助してくれます。特に共通テスト向けなので、共通テストを受ける人にはオススメとなります。
次に、問題集としてはこちら。要旨を答える問題があり、今回紹介した内容とのシナジーがバッチリです!
難しい問題集として、もう一冊。こちらは上位校を目指す人向けの問題集です。
いかがでしょうか!
今回はこんなところで終わりたいと思います。
現代文については、基礎編、選択肢についての記事ありますのでそちらもどうぞ。
-
前の記事
【現代文】記述問題って何?「わからない」を解消しよう!【高校国語解説】 2022.03.28
-
次の記事
【授業の作り方】授業の作り方を解説!国語以外にも活かせます!【高校国語解説】 2022.03.31