こんにちは!今回は、記述問題の書き方のコツをお伝えします!
自分ではあっているつもりでも、なかなか点数がつかなかったり、答えを聞いても納得がいかないというのが記述問題あるあるですよね!
そんな記述問題の対策をお伝えします!
記述の採点方法
字数制限と書くべきことの関係
回答のコツ1 とにかく節約
回答のコツ2 てんこ盛りにする
まとめ もっと詳しく学びたい人へ
記述の採点方法
まず、みなさんは記述問題がどう採点されるか、知っていますか?
記述問題は、必要な要素があるごとに、加点方式で採点されます!
例を出します!元の文章がないので、ここでは採点だけ見てください!
各色が3点ずつとなります。
このように、記述問題は、「答えの文の中に、書いてほしい要素が書いてあれば、点数を与える」という方式で計算されます。
もちろん、「どのような人か」と聞かれているのに、「人」で終わっていない場合や、句点(。のこと)がない場合は、減点されますよ。
これが、記述問題を考える上での第一歩であり、大前提となります。
字数制限と書くべきことの関係
さて、続いては、字数制限についてです!
多くの記述問題には字数制限がありますよね!この字数制限は、回答するうえで大きなヒントになります。
それは、字数の制限によって解答に盛り込む要素の数がわかるからです!
15字以下であれば、1−2
25字以内であれば、2−3
35字以上であれば3以上
大体これが目安です。もちろん例外もあるかもしれません。しかし、おおかたこのくらいだと思って書きましょう。
つまり、ここまでをまとめると、「文章の中から、字数制限に合わせて、点数になりそうなところを2−3箇所探す。」というのが、セオリーになります。
回答のコツ1 とにかく節約
さて、ここまでで、ベースとなる書き方が何となくわかったと思います!
さらに注意するポイントをお伝えします!それは、いらない要素を書かないということです!
どういうことか、先ほども出した問題を例に、説明しましょう。まずはさっきと同じものを貼っておきます!
次に惜しい解答がこちら↓
要素が2つだけですね。これでは満点はもらえません。
字数はほぼ同じなのに、「ことによって」や、「であろう」、「というような」という「あってもなくても文の意味が変わらない言葉を入れた」せいで文字数がいっぱいになってしまったのです!
これを多くの人がやってしまいます。「なんとか字数を埋めないと!!」という気持ちはわかりますが、ただ埋めても点数はもらえません。
回答のコツ2 てんこ盛りにする
2つ目のコツです!先ほどは「いらないことを書かない」といいました!
ここでは、逆に、「必要そうなことをとにかく書け」ということを伝えます!
これまた、同じ例を見ましょう!模範解答はこれでした↓
では、次の解答を見て下さい。
いかがでしょう!今回はオレンジの部分が増えましたね!これだと、配点は9点満点で何点だと思いますか?
7−8点くらいでしょう。なぜなら、模範解答では、「小さな失敗経験を乗り越え」となっているところを「失敗経験」とまとめすぎているからです。オレンジの減点はないです。
つまり、オレンジの部分のように、「配点がなくても、減点されることはないので、書いたほうが得」だということです。もちろん全然違うことをたくさん書けば、減点されるとおもいますが、傍線部の近くに書いてあったり、別の段落での言い換えなど、関連した内容であれば、減点はされません。
点数がありそうな内容は、書くほうがいいのです。
まとめ もっと詳しく学びたい人へ
いかがでしょうか!今回の内容をまとめるとこうです!
記述について、理解できましたかね?
記述は、解き方に直結する重要な内容です!
今回の記事で紹介したように、記述がマスターできれば、国語の理解が深まります!!
また、多くの高校生が感じているように、独学での国語の学習は難しいです!が、プロのサポートを受けることでその難しさを克服することができます!
実際、多くの生徒がプロの指導を受けて、国語が確実に理解できるようになり、成績も大幅に向上しました!
『わかりやすい説明と実践的な練習問題のおかげで、自信を持って国語に取り組めるようになった!』と言っています!
自学やアプリを使った学習も一つの方法ですが、塾での専門的な指導は効果的です!
さらに深く学びたい方や、他の国語のポイントも効率よく学びたい方は、ぜひこちらの塾をチェックしてみてください!プロの指導で成績アップを目指しましょう!
また、他の国語の内容や古文・漢文について他にも記事があります!
ぜひ見てみてください!
コメント