【中学国語文法】紛らわしい語の判別と敬語、文語文法!【丁寧語・尊敬語・謙譲語】

現代国語と文法

こんにちは!今回は、10品詞の中でも紛らわしい語の判別と、敬語について解説していきます!

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紛らわしい語の判別

今回は、前の記事で解説したの品詞見分け方について、紹介していきます!

紛らわしい語の判別はテストでも頻出です!

どんな方法で判別するのか、チェックしておきましょう!

まずはよく出る「ない」からです!「ない」には4つの種類があります!

「ない」の識別
  • 形容詞 「家の近くにスーパーがない。」 
    • 「ない」で1文節
  • 補助形容詞 「この地図は正しくない。」 
    • 「正しくない」で1文節。「正しくはない」と「は」を入れることができる。
  • 助動詞(否定) 「わからないときは質問してください。」
    • 「わからぬ」と「ぬ」に言い換えられる。
  • 形容詞の一部 「せつない気持ち」
    • 「せつない」で一つの形容詞。

次に「で」です!こちらも4つの種類があります!

「で」の識別
  • 助動詞(断定) 「この道具は便利ある」
    • 「で」を「な」に変えると体言と接続できる。
  • 助動詞「だ」の連用形 「こっちが僕の帽子、あっちが弟のだ。」
    • 体言につく。「で」を「な」に変えると不自然。
  • 格助詞 「図書館の前待ち合わせる。」
    • 体言につく。場所・手段・材料・原因・理由などを表す。
  • 接続助詞 「魚が目の前を泳いいく。」
    • 動詞の音便形「い」「ん」につく。

次は「だ」です!4つの種類があります!

「だ」の識別
  • 形容動詞の活用語尾 「今日の海は穏やか
    • 「だ」を「な」に変えると体言と接続できる。
  • 助動詞(断定) 「私が尊敬している人は父親。」
    • 「だ」を「な」に変えると不自然。
  • 助動詞(過去) 「山の上から大声で叫ん。」
    • 動詞の音便形「い」「ん」につく。
  • 助動詞の一部 「彼女は毎朝5時に起きるそう。」
    • 「そうだ」「ようだ」で1語の助動詞。

次は「な」です!4つの種類があります!

「な」の識別
  • 形容動詞の活用語尾 「元気子供の声が聞こえる。」
    • 「・・に」「・・だ」と活用する。「元気な」で一語。
  • 助動詞(断定) 「まだまだ子どものに、しっかりしている。」
    • 体言について「のに」「ので」が下に続く
  • 助動詞の一部 「今にも泣きそう顔だ。」
    • 「そうな」「ような」で1語。
  • 終助詞 「安全が確認されるまで家から出る。」
    • 文末に来て、禁止などを表す。

次は「に」です!3つの種類があります!

「に」の識別
  • 形容動詞の活用語尾 「病院内では静かしてください。」
    • 「・・な」「・・だ」と活用する。「静かに」で1語。
  • 副詞の一部 「ピストルの合図でいっせいに走り出す。」
    • 「・・な」「・・だ」と活用できない。「いっせいに」で1語の副詞
  • 格助詞 「朝の9時集合する。」
    • 体言について、場所・時刻・目的などを表す。

次は「れる」です!助動詞「れる」の4種類と+2種類があります!

「れる」の識別
  • 助動詞(受け身) 「リレーの代表に選ばれる。」
  • 助動詞(自発) 「こどものころが思い出される。」
  • 助動詞(可能) 「がんばれば10分で食べられる。」
  • 助動詞(尊敬) 「先生が話される。
    • 意味でしっかりと判別する!
  • 助動詞の一部 「彼の言うことは信じられる。」
    • 助動詞「られる」の場合と「れる」の場合も判別する。
  • 動詞の活用語尾 「時間を忘れる。」
    • 「忘れる」で1つの言葉!わかりやすい!

次は「の」です!4つの種類があります!

「の」の識別
  • 格助詞(部分の主語) 「模様入った布で服を作る。」
    • 「が」と言い換えられる。
  • 格助詞(こと・もの) 「絵を書くが楽しい。」
    • 「こと」と言い換えられる。
  • 格助詞(連体修飾語) 「八時電車に乗る。」
    • 体言を修飾するために使う「の」
  • 終助詞 「彼はどこへ行った。」
    • 文の終わりについて、質問や主張を表す。

次は「と」です!5つの種類があります!

「と」の識別
  • 副詞の一部 「しっかり戸締まりをする。」
    • 「しっかりと」で1語の副詞。
  • 格助詞(相手) 「姉買い物に行く。」
  • 格助詞(結果) 「学校を卒業して社会人なる。」
  • 格助詞(引用) 「「いいえ」答える。」
    • 意味の違いから判別する!
  • 接続助詞 「夜になる急に気温が下がる。」
    • 活用する語につく。接続の意味を表す。

次は「が」です!3つの種類があります!

「が」の識別
  • 接続詞 「急いだ。、間に合わなかった。」
    • 文の始めに来る。「が」単体で1文節となる。
  • 格助詞 「山田さん先生と話している。」
    • 「だれが」「なにが」という主語を表す。
  • 接続助詞 「眠かった、勉強を続けた。」
    • 活用する語につく。前後の内容をつなぐ。

次は「から」です!2つの種類があります!

「から」の識別
  • 格助詞 「海から太陽が昇る。」
    • 体言について、起点・材料・原因・理由などを示す。
  • 接続助詞 「すぐに行くから、待っていて。」
    • 活用する語につき、確定の順接の関係を表す。

次は「らしい」です!2つの種類があります!

「らしい」の識別
  • 形容詞の一部 「彼の態度はスポーツマンらしい。」
    • 「いかにも・・らしい」「とても・・らしい」といえる。
  • 助動詞(推定) 「彼は法学部の学生らしい。」
    • 「どうやら・・らしい」「どうも・・らしい」といえる。

次は「ある」です!3つの種類があります!

「ある」の識別
  • 動詞 「机の上に新聞がある。」
    • 活用できて「存在する」という意味を表す。
  • 補助動詞(形式動詞) 「そのことはすでに調べてある。」
    • 活用できて「て」につく。「存在する」という意味は薄い。
  • 連体詞 ある夏の日の午後のことです。」
    • 活用しない。体言を修飾する。意味で判別しやすい。

以上でわかりにくい語の判別は以上です!

敬語

続いて敬語です!

敬語は「聞いている人or文の中に出てくる人に、話す人が敬意を表す」という言い方。

丁寧語・尊敬語・謙譲語の3種類があります!

まずは、丁寧語から!

丁寧語には3つのパターンがあります!

丁寧語 = 聞いている人に敬意を表す。
  • 助動詞「です・ます」
  • 動詞「ございます」「おります」
  • 美化語 敬意とは関係ない上品な言葉遣い「ご飯」「お米」

続いて、尊敬語!4つのパターンがあります!

尊敬語 = 聞いている人or文の中に出てくる人の動作やものを、高めて言う言葉
  • 動詞「なさる、いらっしゃる、おっしゃる、召し上がる」
  • 助動詞「れる・られる」
  • 接頭語「お・・になる」「お・・なさる」「お・・くださる」
    • お書きになる。
    • ご心配なさる。
    • お貸しくださる。
  • 尊敬の接頭語や接尾語
    • お言葉、貴校、ご立派だ、山田様

最後に謙譲語です!4つのパターンがあります!

謙譲語 = 話す人が、自分や周りの人を下げて、聞いている人or文の中に出てくる人を敬う。
  • 謙譲の動詞を使う。 
    • 「申す・申し上げる、参る、いただく、いたす、伺う。」
  • 「お(ご)・・する」 
    • お待ちする。ご報告する。
  • 「お(ご)・・申す・申し上げる」 「お(ご)・・いたす」 「お(ご)・・いただく」
    • ご挨拶申し上げる。お察しいたします。
  • 謙譲の接頭語・接尾語
    • 粗品、小生、拙宅、私ども

謙譲語のポイントとして、「外の人と話すときは、自分の身内や関係者には尊敬語は使わず、謙譲語を使う。」というルールがあります!

例えば、会社で、お客さんと話すときに、自分の上司の田中さんのことを言うときでも「うちの田中が明日、ご挨拶に伺います。」というように田中さんは呼び捨てにして謙譲語を使います!

同じ会社の田中さんは、お客さんから見たら自分と同じグループに分類されるからです!

以下は尊敬や謙譲の意味のある言葉の一覧です!整理しておきましょう!

以上です!

文語文法の基礎

文語とは昔の書き言葉のことです!

話す言葉(口語)とは違う点があります!

ここでは2つのポイントを知っておきましょう!

1. 歴史的仮名遣い

文語では、「い」を「ゐ」と書いたり、「ゆうべ」を「ゆふべ」と書いたりします!

読み方は現代と同じです!

こういった特殊な書き方を歴史的仮名遣いといいます!

歴史的仮名遣いについてポイントを解説します!

歴史的仮名遣いのポイント
  • 語頭以外の「はひふへほ」は、「わいうえお」と読む。
    • 変わる→変はる、とおし→とほし
  • 「ゐ、ゑ、を」は「い、え、お」と読む。
  • 「ぢ、づ」は「じ、ず」と読む。
    • はぢ→はじ
  • 「くわ、ぐわ」は「か、が」と読む。
    • くわかく→かかく
  • 「auはo」、「 iuはyu」、「euはyo」と読む。
    • やうやう(yauyau)→ようよう(yoyo)、
    • さいう(saiu)→さゆう(sayu)、
    • せうと(seuto)→しょうと(syoto)

2. 係り結び

文中に「ぞ・なむ・や・か・こそ」という言葉があると、文末の活用形が終止形ではなく、別の形になります!

この現象を係り結びといいます!

この「ぞ・なむ・や・か・こそ」は、係助詞と呼ばれています!

例 花昔の香ににほひける。(連体形)←「ぞ」があるから「ける」が連体形に!

係助詞とそれぞれの変化については以下のとおりです!

画像一番左に已然形という言葉がありますね!

文語には、活用形の仮定形はありません!その代わりに已然形という形があります!

また、画像の下、意味の列で「強意」と書いてあるのは、強調の意味があるということです!

ただし、現代語に訳すときは、特に気にせず無視して訳してOKです!

まとめ

ここまでで中学国語文法は終わりです!

大丈夫でしょうか???文法は意外と侮れません!

高校に行って、大学受験をするときでも、国語が得意な人は必ず文法も得意です!

しっかり覚えておきましょうね!

前の記事にもどって復習するときはこちらです!

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ぜひ見てみてください!

では!

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