こんにちは!今回は、現代の国語の文法について解説します!
一度に全部は解説できないので、今回はPart1として、文節や単語、主語述語について解説します!
10の品詞について詳しく知りたい人はこちら!↓
言葉の単位
まず最初に、言葉の単位を確認しておきましょう!
現代の言葉には5つの単位があります!
現代の日本語は、このような5つの単位で分かれています!
文章、段落、文は、わかりやすいですが、文節と単語は分け方がちょっと難しいですよね!
下の具体例のように、文節は「ねぇ」をつけて分ける!単語は、とにかくバラバラにわける!と考えましょう!
ここまでの内容はOKですか?ここまでの内容についておまけのポイントがあります!
よいでしょうか?では次に行きます!
文節の役割
さっき勉強した文節には、5つの役割があります!
それが主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5つです!
それぞれ解説しますね!
1.主語 2.述語
主語と述語は、文の最も中心となる部分です!主語は「だれが、なにが」ということを表し、述語は「どうする、どんな、なんだ、ある(いる)」ということを表します!
主語のポイントは、「・・が」という形になることです!他にも「・・は」「・・も」「・・こそ」という形もありますが、主語の場合は必ず「・・が」に言い換えられるので、それが判断の基準になります!
また、どれが主語で、どれが述語かを見つけるときは、先に述語を見つけてから主語を見つけるとわかりやすいです!
これは、述語が文の最後にある事が多く、「・・が」のようなややこしい判別が必要ないからです!
3.修飾語
修飾語は、あとの文節を詳しく説明する役割があります!
例えば下の画像のように、「雨が激しく降る」の「激しく」は、「降る」という言葉を説明していますよね!
これは例えば「雷が激しく降る」「雪が激しく降る」と言えるように、説明しているのは「雨」ではなく、「降る」であることがポイントです!
そして、画像の左側にあるように、修飾語には色々なパターンがあります!
修飾語のポイントは、とにかく後ろの言葉を修飾するということです!前の言葉を修飾することは絶対にありません!
修飾語がどの言葉を修飾しているかを見つけるときは、その言葉をどんどん後ろに移動させてみてください!
移動させてもOKな場所のうち一番後ろに修飾語が入る場所のすぐ後ろが、修飾語が修飾している言葉です!
この言葉を被修飾語といいます!
4.修飾語 5.修飾語
文節の役割の4つ目は、接続語です!
接続語は、理由や条件を表したり、文と文、文節と文節をつなげるという役割です!
そして最後は独立語です!
独立語は、他の文節とは直接関係がない文節になります!具体的には、あいさつや返事などになります!
これらは、他の言葉に比べると判別がかんたんですね!
独立語の中には、画像の一番左のように、強調するために言葉を最初に示すパターンもあるので注意しましょう!
連文節・指示語・接続語
ここからは、少し細かい内容になります!
連文節
まず、連文節についてです!
連文節は、2つ以上の文節がまとまって、主語、述語、修飾語などの役割をしているもののことです!
「2つ以上の文節がくっついている」というところだけがポイントなので、連文節にも、主語・述語・修飾語・接続語・独立語の5つの役割があります!
連文節が役割を持っているときは、主部・述部・修飾部・接続部・独立部と、それぞれ「部」という言葉がつくようになります!
具体的には下の画像のようになります!
また、文では画像の左の方にあるように倒置が起こることもあります!
倒置とは、「本来の文の順番を入れ替えて強調すること」です!
ここまでの全体の内容を踏まえて、ポイントです!
指示する語句
次は、指示する語句です!
直接物を指し示したり、文中の語句や文全体を指し示すことで繋いだりする語句のことです!
「こそあど」などと呼ばれたりしますね!
接続する語句
最後に、接続する語句です!
接続する語句は、文と文、段落と段落などをつなぐ言葉のことです!
知っている言葉だと思いますが、しっかり役割を分けて整理しておきましょう!
まとめ
いかがでしょうか?
ここの内容をしっかり押さえたら、次は品詞に移りましょう!
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