【古典】活用形の変化に注目!係り結びで文法問題を取る!【高校国語解説】
- 2022.03.10
- 古文

こんにちは。ここでは係り結びを勉強します。
係り結びとは、「文に特定の言葉が出てきたとき、文末の活用形が変わること」です。また、「意味も変わります。」
この「特定の言葉」は助詞の仲間で、特に「係助詞」と呼ばれます。
係り結び

係助詞は「ぞ・なむ・や・か・こそ・は・も」の7種類あります。
どの言葉が出てきても、文の一番最後の言葉が活用します(=形が変わります)。でも、どのように変わるかは、言葉によって違います。
例えば、「ぞ」が文の中に出てきたときは、その分の一番最後の言葉が「連体形」に活用します。
例えば、「こそ」が文の中に出てきたときは、その分の一番最後の言葉が「已然形」に活用します。
文の最後が活用できない言葉の場合、係り結びはなくなります。

係り結びには、ちょっと難しめの注意点が3つあります。
1つ目は、こそ+已然形の後ろに文が続くときは、「逆接」になりやすいとうこと。
2つ目は、「もぞー連体形」「もこそー已然形」は、特別に、「ーすると困る」という意味になること。
3つ目は、「ーやは」「ーかは」は、反語になるということ。
読解の助けになるはずです。気をつけましょう!
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